ソーラーシェアリング事業

Solar sharing business

ソーラーシェアリングとは、「営農型太陽光発電」とも呼ばれるように、~農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備を設置し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取組(農林水産省HPより抜粋)を指します。夏場は葉野菜の日焼け防止、冬場は霜から冬野菜を守ったりとメリットも多いソーラーシェアリングは、2018年の農地転用制度変更により、一時転用許可期間が3年から10年に延長されたことで、より始めやすいものとなりました。

土地活用型ソーラーシェアリング

現在国内の農家が直面している問題として、農業人口の減少や、後継者不足、そして、荒廃農地又は耕作放棄地など使用されなくなった農地の増加等が挙げられます。特にこの農地問題は、他2つと密接に関係しているため、増加傾向にあるだけでなく、農地を放置すると様々な問題を誘発するため、各地域や県でも対策が急がれています。

ユニバージーでは、そんな農地に着目し、農業×土地活用×太陽光発電の3つの要素をもった新しいビジネス「土地活用型ソーラーシェアリング」をご提案しています。

ビジネスモデルについて

役割

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分業体制

農業従事者様が作った農産物の用途や、その販売収益は全て農業従事者様に帰属することとなり、弊社は関与致しません。ご自由に活用下さい。

メリットについて

1. 日差し・高温対策になる

太陽光パネルを農地上部に設置することで、作物に対して日差しの当たりすぎを防ぎ、また温暖化により夏場の日中・夜間の土壌温度が下がらないことによる作物へのダメージを軽減します。
この対策に使用する太陽光発電設備は弊社が準備・設置しますので、農作業代行者様の費用負担は 一切ありません。

2. 域貢献&企業イメージUP

放棄地増加、後継者不足以外にも多くの問題を抱える農業に参入する企業は、地元の農業に活力を与えると高く評価されています。更に、農地を活用して作物を生産・販売することは、CSR(企業の社会的責任)にも活用可能です。

3. 費用及び収益

弊社の役割は、土地の確保及び太陽光発電設備の設置のため、それに係る手続きや費用は弊社負担となります。また農作物に関連する収益は全て農業従事者様の利益となり、売上の向上が期待できます。
生産する作物に指定はありませんので、既存事業に関連したものをお選びいただくことで、ビジネスの幅が広がります。

よくある質問

太陽光システムの陰は作物の育ちに影響しないの?
ユニバージーでは、作物の育成に適した架台システムを使用します。
作物に当たる適切な日射量を測定し、作物へ悪影響がでないように設計を致します。
また、高温障害による不作が減ります。
トラクターや耕運機は使えるの?
設計は田畑ごと、また使用するトラクターや 耕運機等の高さや幅に配慮して行います。
システムが農作業の邪魔にならない最善のご提案を致します。
作業中に設備を破損させてしまった場合、どうなるの?
設備は破損や不具合に対応した保険に入っています。農業従事者様のご負担にはなりません。
また専門業者がすぐに駆け付け対応にあたります。ご安心下さいませ。
災害の影響で設備が倒れ、作物が犠牲になった場合、保証はどうなるの?
こちらも保険対象ですので、必要に応じた保証を提供致します。
被害状況はモニタリング業者が現場を確認しに伺います。
荒廃農地と耕作放棄地の違いは?
荒廃農地:
現に耕作されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている(農地農林水産省「荒廃農地の発生・解消状況に関する調査」より)
耕作放棄地:
以前耕作していた土地で、過去1年以上作物を作付け(栽培)せず、この数年の間に再び作付け(栽培)する意思のない土地(「農林業センサス」より)